5.00

日本ユーザーの評価
来店1回
沖縄に来たら是非訪れて欲しい、本物の沖縄食材の力強さを味わえるお店!!
◆前菜:土地の香りと手仕事の一皿たち
・ニガナと島豆腐の白和え
→ 苦味の細切りが心地よく、豆腐はおぼろのように甘い。
・パパイヤのきんぴら
→ 透明感のあるパパイヤが美しい。
・アーサ卵焼き
→ 甘みと磯の香りがふわっと広がる。
・イラブチャーの手まり寿司
→ もち米のようなシャリとしそがアクセントの珠玉の一口。
・ヤギ肉の煮凝り
→ ラフテーを思わせる深い旨味、ぷるぷる食感。
そして最初の泡盛「常磐(2005)」
ストレートで飲んでも角がなく、
少し水を足すだけで甘味が一気に開く。
“熟成したこの酒は、蔵元より美味い”という言葉の意味が分かった気がした。
2005年の常磐が美味いからと惚れ込みかなりの本数を買い、さらにずっとお店の"かめで熟成"させているからこそ。ここでしか味わえない常磐(2005)!
◆焼きジーマミー豆腐
一度ピーナッツを炒り、ジーマミー豆腐にするという贅沢な工程。
香ばしさと濃厚さ、箸で切れないほどの密度。
これを食べるためにここを訪れても良い、そう思える一品だった。
◆刺身の皿:海の個性を持つ魚たち
・アカミーバイ → 白身なのに驚くほど旨味が強い
・セーイカ → 初めて出会う柔らかさと甘さ
・メバチマグロ → もっちり濃厚
・海ぶどう → ぷちぷちと海の香り
ツマも爽やかで、皿全体が“海の清涼感”で統一されていた。
◆旬のコーンとフーチバーの天ぷら
コーンの甘みがはじける、旬の一品♪
沖縄の薬草文化の話を聞きながら頂くと、一皿の背景に“土地の歴史”が浮かび上がるように感じた。
◆くぶしみと空芯菜の魚醤炒め
大きく甘いコウイカ、
魚醤が複雑な旨味を添え、箸が止まらなかった。
2杯目の泡盛「残波1999」
特別な古酒を、力強い“からから”の器で頂く。不思議な徳利で、酒が入っているのにそこには何も無いように見える。
ストレートは黒糖のように甘く、
水を加えると一気に華やぐ。
飲むほどに香りの表情が変わる、魔法のような酒だった。
◆あじけいなしむん 〜発酵の深み〜
蟹味噌のように濃厚で、鮑の肝のように苦味が心地よいシャコ貝の肝。
そして、4年熟成の豆腐よう。
八丁味噌とチーズを超える複雑な旨味に圧倒された。
◆ジセイミーバイの炭火焼
炭火の香ばしさ、ゼラチン質の皮、厚い身の弾力。
“魚の最高の焼き方”とはこのことかと思わせる一皿。
◆キビ豚と島野菜のせいろ蒸し
香り、旨味、甘味。
シンプルな調理なのに、素材の力だけで満足してしまう。
シェフから糸満ファーマーズマーケットの話を聞きながら食べると、生産者の顔まで浮かぶようだった。
◆もずくとモウイの酢の物
シャキッとしたモウイ※、しっかり太いもずく。旅の後半で嬉しい、優しい味。
※本島でも珍しいウリ科の野菜
◆豚飯(ジューシー)
豚と鰹出汁の香り、
丼の湯気とともに鼻に広がる幸せ。
締めとして完璧な一体感だった。
◆デザート:サータアンダギー&さんぴん茶杏仁豆腐
揚げたてのザクふわアンダギー。
そしてジャスミン香る杏仁豆腐のとろける甘さ。
「最後まで手を抜かないんだな…」と心の中で静かに感動した。
◆総括:9000円でいいの?という衝撃
今回お店の方と相談させて頂き「沖縄の食材の力強さを感じるフルコース」を創作頂いた。要望に対しお応え頂き、本当に感謝!
ひと皿ひと皿に「土地」「季節」「作り手の想い」が濃縮されていた。
料理だけでなく、器、酒、説明、空気感すべてが一体となる“体験”。
間違いなく、沖縄の夜の中でも特別な1ページになった。